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大連の水事情

大連の水道水はそのまま飲めるの？

結論から書いてしまうと、水道水は飲めません･････。日本でも特に大都市などでは水道水をそのまま飲むのはちょっと辛いと思います。まして、日本以外で水道水が飲める国は聞いたことがないので、それほど驚く事実ではないと思います。
日本だと設置タイプや蛇口へ直接取り付けるタイプの浄水器も手軽に手に入るので使用されている人も多いと思います。しかし、大連でも販売はしているものの、一般的ではなく、スーパーや商店では手に入りません。専門店にあるのでのちょっと覗いてみると非常大型で高価でした。
ですので、一般的には煮沸させるか、市販のペットボトルやタンク型の飲料水やミネラルウォーターを買って飲みます。
料理店へ行くと出されたお皿やグラスに水滴が付いているのを丁寧に紙ナプキンで拭き取る姿をよく見かけます。地元大連の人でも洗った残り水を嫌がっているということなのでしょう。それが大連での認識なんだと思います。
自宅でお米を研ぐときも煮沸水や市販の水を使う人もいます。

どんな飲料水があるの？

ペットボトルの飲料水は商店、コンビニ、スーパーでもどこでも買うことができます。
価格はピンキリです。
500mlのペットボトルで1～1.5元。1.5Lで2～3元。4Lで7～8元くらいです。
（いずれもコンビニ価格です。個人商店やスーパーだともう少し安く手に入ります。）
他の飲料と比較すると高額といえるかもしれません。
また、特徴として上げられるのは日本以上にブランドによる価格差が大きい点です。
例えば、フランスのエビアン、ボルヴィックなどもあります。しかし、1.5Lで20元以上と10倍近い価格差です。また、スーパーには日本の六甲の美味しい水などもあります。ですが、2Lで30元近くするなど超がつくよう高級品となっています。
健康ブームでソーダ水なども人気のようで、4.5Lで40元するものも売っています。

長期滞在者はタンク式が便利

企業や家庭でもではタンク式の飲料が一般です。日本だと知名度は低いですが、ピュアウォーターのような感じです。ほとんどが5ガロン（約19L）タイプです。価格は種類により10～18元くらいです。専用のウォーターサーバーはスーパーなどで100～300元くらいで購入できます。汎用性があるのでどのウォーターサーバーでも使えます。
タンクは業者が部屋まで宅配してくれます。その時に古いタンクとの交換してラムネの瓶のように再利用するシステムです。
旅行などの短期滞在ではないのであれば、タンク式の水が最も便利で経済的な飲料水といえます。

水の種類

大きく分けると種類は2種類あります。
鉱泉水（天然水やミネラルウォーター）。
純浄水（沸騰させたり、濾過したりした蒸留水）。
ほとんどの水が後者の種類です。純浄水は、メーカーによっては飲用水と表記されることもあります。

飲料水ブランド

商店やコンビニで入手できる銘柄として、康師傅、娃哈哈、雀巣（ネスレ）・優活、可口可楽（コラコーラ）・氷露、鉱泉水で有名なのは農夫山泉などがあります。
最近は健康やダイエットブームもあり、ミネラル豊富な鉱泉水を求める傾向が強くなっているように感じます。
（※上記リンク先は全て各ブランド中国語公式サイト）
中国の水は多くが硬水なので、慣れないうちはお腹を壊したりすることもあると思います。ぜひ色々な種類の水を比較してあなたにピッタリの水を探してみるといいと思います。
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