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日本の魅力と復興の底力をアピール 900人でにぎわった「日本フェスタ」

 大震災後の元気な日本をアピールし、日本の文化や物産、観光資源の魅力を中国に広く紹介する在瀋陽日本領事館大連事務所主催の「日本フェスタ」が3月16日、中山区人民路の大連フラマホテルで開かれ、中日の関係者や学生など900人以上が来場し、会場は活気に包まれた。(関連記事6ページ)
 同大連事務所では毎年、日本食文化を中国の人たちに伝える「日本食フェスタ」を開いてきたが、今年は昨年3月11日の東日本大震災の犠牲者に対する鎮魂と復興に重点を置いて、規模と内容を拡大しての開催となった。
 フェスタ幕開けにあわせて開かれた復興式典では、まず来場者全員が東日本大震災で亡くなった人へ1分間の黙祷。このあと、同事務所の川田勉所長が「回復軌道に乗って元気になりつつある日本を知っていただきたい」とあいさつ。続いて、大連市人民代表大会常務委員会の陳利民副主任が「行政レベル、市民間でも日本の犠牲者に哀悼の意を表し、募金に協力した人はたくさんいました。日本がいち早く回復することを心より祈っています」と来賓のあいさつをした。
 会場では『JAPAN Fascinating discovery』と題して、震災被災地の美食や陶芸、また漫画をはじめとする日本サブカルチャーを紹介するプロモーションビデオを上映。また、同時に日本の各自治体事務所や企業、店舗が出展したブースでは、来場者が長い列をつくり、各地の美食や美容を体験したり、郷土物産を手にしたりするなど、日本の文化に興味津々の様子だった。
 このほかにもイベントは盛りだくさん。マグロの解体ショーや手打ちそば実演、日本酒やワインの試飲など、日本の祭りを彷彿とさせる盛り上がりとなった。ケーキづくりを実演した佐世保市の老舗百貨店TAMAYA(玉屋)執行役員の神近雅史さんは「大連でのフランチャイズ展開も視野に入れています」とPRにも力を入れていた。
 ステージでは日本舞踊や和服のショー、バンド演奏が披露された。この日のために日本から来連し、創作日本舞踊を演じた蓮田愛さんは「海外の人が日本文化を大事にしてくれるので、由緒ある日本の伝統芸能を披露するにも襟が正されます」と笑顔で語った。また、和服ショーを行った京都の和装会社代表取締役の中野孝治さんは「中国人、日本人を問わず、気軽に着物を着たいという需要が高まっています。ぜひ大連でも販売やレンタルをして多くの方に着ていただきたいです」と話していた。

〈来場者と関係者の声〉
楊紅霞さん(日系企業社員)「みなさん親切に接してくれて、友人同士の集まりのような気持ちになりました。日清食品のてんぷらがとてもおいしかったです」
馬婷さん(大連外国語大学学生)「茶道体験では大学の授業で習ったことが役立ちました。日本の美容にも興味があるので(ベリベリのブースに)並んでいます」
宮婕さん(大連池坊同好会会員)「日本にまた行きたい気持ちが強まりました。ゼリーが自然の美味しさで安全なので、子どもに食べさせてあげようと思います」
水口和美さん(遼寧師範大学留学生)「笑顔でおしるこを渡すと、笑顔で返してくれ、日本のもてなしの心や日本食の美味しさが少しでも伝わった気がしました」

この投稿は 2012年4月17日 火曜日 11:41 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2012-04-17
更新日: 2012-04-17
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