Whenever誌面コンテンツ

中日の約380人招き天皇誕生祝賀会 被災中国人研修生も日本文化を体験

中日の約380人招き天皇誕生祝賀会 被災中国人研修生も日本文化を体験

 天皇陛下の誕生日を祝う在瀋陽日本国総領事館大連事務所主催の祝賀レセプションが12月16日、中山区人民路のニューワールド大連ホテルで開かれ、日中両国の関係者ら約380人が出席した。
 レセプションは同事務所が12月23日の天皇誕生日を前に毎年開いているが、昨年3月11日に東日本大震災が発生し、今年9月には日中国交正常化40周年を迎えることもあり、例年以上の大規模での開催となった。中国側からは大連市政府幹部や企業大学関係者、日本側からは企業関係者や文化、学術、経済など各界代表者らが出席。さらに今回は、東日本大震災で佐藤水産専務(宮城県女川町)の佐藤充さんに助けられた中国人研修生4人も招待された。
 式典では開会のあいさつをした同事務所の川田勉所長が「日中国交正常化40周年を迎える特別な意味を持つ1年です。東日本大震災では中国のみなさんのさまざまな形での支援に感謝しています」と日中の絆を強調した。続いて大連市人民代表大会の陳利民副主任が祝辞を述べ、川田所長の音頭で乾杯した。
 会場では、大連裏千家同好会講師の山崎愛さんらによる茶道の紹介とお点前披露が行われ、佐藤水産の研修生も茶道を体験した。また、日本、中華、西洋などの料理がビュッフェ形式で振る舞われたが、居酒屋「寿司王」(中山区丹東街港湾壹号)の寿司コーナーには、来場者が長い列を作り〝寿司人気〟をうかがわせた。

この投稿は 2012年2月15日 水曜日 7:51 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2012-02-15
更新日: 2012-04-10
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア