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管理栄養士の食コラム

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PM2.5から身体を守るための食事は・・・?【第1回】

 昨今のPM2.5問題。日本でもしばしばニュースで流れます。
 大気汚染が私たちの健康に大きな影響をもたらすことは、何10年も前から言われてきました。肺がんとの関連性もないとは言えず、深刻な問題です。
 マスクをする、空気清浄機を使用する、外出を控えるなど、様々な防御をされていると思いますが、今回は食事面でできることに触れたいと思います。

免疫力(自然治癒力)を高める

 私たちが本来持つ免疫力。マイナス因子に打ち勝つにはこの免疫力を上げるしか方法はありません。
<身体を温める食事を>
 免疫細胞(白血球)は血液中にあります。体温が下がると血管が収縮し、血行が悪くなります。体内に異物(超微粒子)が入っても、低体温下では白血球が集まりにくくなり、症状を発症しやすくなります。

身体を温める食材:
野菜:玉ねぎ、かぼちゃ、大根、ネギ、ニラ
果物:みかん、ライチ
その他:くり、くるみ、紅茶

「山査子」や「ナツメ」も身体を温めます。中国ならではの食材も、取り入れてみると良いでしょう。

 また、筋肉量が多くなると体温は上がります。寒い時期ですが、室内でストレッチをしたり、天気の良い日は少し歩いたり。身体を動かすことを意識することも大事です。

PM2.5から身体を守るための食事は・・・?【第1回】

PM2.5から身体を守るための食事は・・・?【第1回】

文章・管理栄養士 白石香代子

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この投稿は 2016年3月3日 木曜日 8:07 PM に Whenever誌面コンテンツ, 管理栄養士の食コラム カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2016-03-03
更新日: 2016-03-03
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