観光・遊び・買い物

丹東の達人「閻さん」が案内する安心・満喫日本語ツアー

丹東の達人が案内する日本語ツアー

閻さんにガイドを頼めば丹東市内だけでなく郊外の戦前の巨大ダムやもう1つの断橋などマル秘スポットにも安心して行けちゃう

担当 閻宇飛さん
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 大連と丹東は直線距離で約200キロメートルの距離にあり2015年に快速鉄道(高速鉄道と間違えている人が多いが正確には快速鉄道と定義されている)が開通し、これまで大連から長距離バスで5時間近くかかった丹東まで夏季なら約1時間半、冬季でも2時間ほどで手軽に行けるようになっています。

 さらにさかのぼると2005年までは大連と丹東を結ぶ高速道路が全面開通していなかったので悪路をもっと時間をかけて行った時代からすると非常に便利になっています。

人口約90万人の丹東市中心部

人口約90万人の丹東市中心部

 快速鉄道の開通で丹東は日帰りで遊びに行ける場所になっています。また、日本人にとっても移動が分かりやすく楽になり、以前だと大連の旅行会社で車とガイドを手配して1泊2日や2泊3日で訪れていたのが、移動は自分で移動し現地の旅行会社でガイドをお願いできるようになっています。それによって費用も節約できるようになりより安く楽しめるようになっています。
 

丹東

大連からの快速鉄道が到着する丹東駅

大連からの快速鉄道が到着する丹東駅

 丹東市は、中国と北朝鮮との国境にある都市として日本でも知られています。中朝両国の間を鴨緑江が流れすぐ対岸には北朝鮮の新義州市を見ることができ、日本ではあまり経験できない国境を体験することができます。

 丹東の市街地はそれほど広くないので丹東空港(丹東駅まで約15キロメートル)も比較的に市街地に近く便利です。

北朝鮮が一望できる錦江山公園(安東神社跡)

北朝鮮が一望できる錦江山公園(安東神社跡)

 丹東は満州時代には安東と呼ばれ、鴨緑江にかかる鉄橋もそれぞれ戦前の満州時代にかけられたもので、今でも満州時代の建物が市内には多く残っています。


 「鴨緑江節」は、大正中期に流行した歌です。日本本土から出稼ぎに来た筏師 (いかだし) の歌と伝えられています。日本と鴨緑江とのかかわりを感じさせてくれる歌です。

閻宇飛さん

 丹東生まれの閻さんは丹東では数人しかいない日本語ガイドとして知られており、『地球の歩き方』にも顔写真入りで紹介されている男性ガイドです。閻さんの人懐っこい笑顔は初めて会った人でもすぐに安心させてくれます。

 閻さんは一般の日本人観光客だけでなく、日本のテレビ局や視察団、訪問団のガイドやアテンド経験も豊富です。

 興味がある訪れたい場所の希望にそったツアーをアレンジメントしてくれるので個人ではなかなか行けない地元の達人しか知らない場所へも案内してくれます。

基本ツアー料金

丹東市内1台(最大5人乗り)1日600元~+入場料
 丹東の郊外へ行く場合は要相談で。

 1人や2人でも柔軟に対応できますのでお気軽に日本語でご相談ください。お問い合わせフォームからどうぞ。

開通が未定となっている新鴨緑江大橋

開通が未定となっている新鴨緑江大橋

 丹東駅から南へ10キロメートルほど行くと見えてくる巨大な新鴨緑江大橋が丹東新区と呼ばれる将来の丹東の中心として開発されている場所です。左手に北朝鮮を眺めながら開通が未定になっている新大橋や新しい街並み、北朝鮮領土でありならが度重なる洪水で中国とつながっている「黄金坪」なども専用車があるからこそスムーズに案内できます。
 
 新しくオープンした日本風のお風呂が楽しめる「丹東江戸温泉城」もあり、北朝鮮を眺めながらお風呂を楽しむこともできたりします。

ここがポイント

 せっかく丹東へ来たなら少し足を伸ばしてなかなか1人では行けない場所へ行ってみてはどうでしょうか?

満州時代に作られた水豊ダム

満州時代に作られた水豊ダム


 丹東から北東へ約80キロメートルにある水豊ダムは、敗戦直前の1944年(昭和19)に竣工、完成時、その発電量は東洋一といわれた巨大ダムでした。建設には間組と西松建設が携わっており、7つあった発電機は、東京芝浦電気(現:東芝)製のものが使われていました。

 戦前の満州時代の建設されたものでありますが、ちゃっかりと北朝鮮が国章のデザインに採用しています。

朝鮮戦争の空爆で破壊されている河口断橋

朝鮮戦争の空爆で破壊されている河口断橋


 丹東の市街地から北東へ約50キロメートルにあるもう1つの断橋とも呼ばれる1942年(昭和17)に竣工した鉄筋コンクリートの橋で、満州時代は、清城大橋と呼ばれており、線路がない道路の橋としては、鴨緑江に掛かる橋では最長の長さを誇っていた橋です。

 この場所が観光スポットとして有名になったのは、意外にもつい最近のことです。鮮戦争時にこの橋を使って朝鮮半島へ進軍した毛沢東の長男である毛岸英が戦士し、その直後、米軍による空爆で橋は破壊されて橋は断絶し断橋と呼ばれるようになっています。

 この橋がかかる場所は中洲になっており、川魚や大鍋料理が名物料理なのでぜひ食べてみてください。断橋を中心に遊覧船を楽しむことができます。丹東の市街地でも遊覧船は乗ることができますがまた違った北朝鮮を見ることができます。

中朝国境にある太平湾ダム

中朝国境にある太平湾ダム


 河口断橋から南西に10キロメートルくらいの場所にあるのが広大な太平湾ダムです。このダムも中朝国境にまたがっているダムです。

 中国のダムの注意点は、日本と違い基本的に観光地ではなく国家機密地です。そのため不用意に近づき写真撮影などすると拘束される恐れもあるので、閻さんの指示に従ってください。状況に応じて閻さんが判断してくれます。

 この判断ができるのが丹東の達人であえる閻さんへガイドをお願いする最大のポイントとなるわけです。

 くれぐれも不要な拘束などされないように安全にはご注意ください。

世界最大の北朝鮮レストラン丹東高麗館

世界最大の北朝鮮レストラン丹東高麗館

 存続の危機が伝えられていますが、丹東には北朝鮮レストランが多くあり、世界最大の北朝鮮レストラン「丹東高麗館」も鴨緑江近くにドーンと建っています。

アクセス・地図

この投稿は 2017年11月11日 土曜日 1:43 AM に 観光・遊び・買い物, 旅行 カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2017-11-11
更新日: 2018-01-30
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