Whenever誌面コンテンツ

Vol.7「乾燥知らずの美肌作りを!」

Vol.7「乾燥知らずの美肌作りを!」
 管理栄養士の白石香代子さんがつづるフードエッセイ。栄養の専門家の視点から、大連での食生活に、中和折衷の新たなエッセンスを加えてくれます。

 氷点下の毎日が続く季節、到来です。室内は暖気で快適ですが、一方で、乾燥による肌トラブルが気になる方は急増ですよね。ではなぜ、特に冬場に肌は乾燥するのでしょうか。

乾燥肌の原因

 私たちの肌の表面は、皮脂膜に覆われています。皮脂膜とは、皮脂(油分)と汗(水分)が程良く混ざり合ったものであり、外部の刺激から肌を保護したり、水分の蒸発を防ぐものです。この皮脂膜が薄くなると、水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌やその他の肌トラブルが起こりやすくなります。
 皮脂膜の減少には、加齢や紫外線、ストレスなどが大きな要因となりますが、気温や湿度も見落とせない1つ。気温や湿度が低下し、空気が乾燥すると、肌の水分が奪われやすくなります。屋外だけでなく屋内も、暖房器具や暖気によって空気が乾燥しがちです。
 また、寒さによって肌の血液循環や新陳代謝が低下すると、皮脂の分泌や肌細胞の再生力も低下してしまいます。そう、冬場は乾燥肌を招く要因がたくさんあるんです。
 今回は基本的な食事で、乾燥知らずの美肌へ導くポイント栄養素を、お伝えします。

ポイントは5つの栄養素

1 たんぱく質
肌細胞の主成分であり、肌をみずみずしく保つために必要。
魚、肉、大豆製品、卵(鸡蛋)、乳製品(乳制品)など。
2 ビタミンA
皮膚や粘膜を正常な状態に保ちます。
緑黄色野菜(有色蔬菜)、レバー(肝)など。
3 ビタミンE
血行促進作用があり、肌に潤いを与えます。
アーモンド(杏仁)、かぼちゃ(南瓜)など。
4 亜鉛
肌細胞の新陳代謝に必要であり、コラーゲンの合成に関与。
牡蠣(牡蛎)、牛肉、豚肉、ゴマ(芝麻)など。
5 ビタミンC
亜鉛と共にコラーゲンの合成に関与。
果物(水果)、野菜(蔬菜)、いも(薯)など。
※コラーゲンは、私たちの体の中に最も多く存在するたんぱく質で鶏手羽、鶏皮、軟骨、豚足などに多く含まれます。食品から摂ったコラーゲンは、そのまますぐに体内で利用されるわけではありません。一度アミノ酸に分解された後、再び合成され、初めて体内でコラーゲンとして利用されます。このコラーゲンの再合成に欠かせないのが亜鉛やビタミンCなどのミネラル・ビタミン。食事はバランスが何より大事です。

管理栄養士 白石香代子

<プロフィール>大連生活3年目のアラフォー。某日系会社のコンサルタント、真の姿は管理栄養士。『中国食材を使った日本人の口に合う健康料理』をテーマに、楽しい食を提供中♪

ブログ 【China&Japan おいしい食卓】~管理栄養士xiangdaizi~

この投稿は 2013年12月5日 木曜日 11:52 AM に Whenever誌面コンテンツ, 中国、食のあれこれ カテゴリーに公開されました。

コメントをどうぞ

掲載日: 2013-12-05
更新日: 2014-01-10
クチコミ数: 0
カテゴリ
エリア