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大連国際音楽倶楽部が第19回演奏会 400人がクラシックの名曲に聴き入る

拍手に応える倶楽部のメンバー

 中国と日本の音楽愛好者で結成するアマチュアオーケストラ「大連国際音楽倶楽部」の第19回大連国際音楽倶楽部演奏会が11月10日、中山区秀月街の第四十四中学で開かれ、約400人の聴衆を魅了した。
 同倶楽部は1994年に結成され、演奏会は練習の成果を発表する恒例行事となっている。演奏会には毎年、日本に帰国した元メンバーも駆けつけ、今年は日本から来連した人も含めて総勢75人が演奏を披露。指揮は東京フィルハーモニー交響楽団などで指揮者を務めた鷲見尚保さん、バイオリン独奏は瀋陽音楽学院大連校区の邵維さん、トランペット独奏は東京藝術大学大学院でも学んだ瀋陽音楽学院の王陽さんが担当するなど、プロ3人も加わった豪華メンバーとなった。
 演奏曲目は、シベリウスの「カレリア組曲」、ビゼーの「アルルの女」、ビバルディの「四季」より「冬」、ハイドンの「トランペット協奏曲」、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」など。来場者は美しいクラシックの名曲に聴き入っていた。
 同倶楽部日本側代表の谷口恵さんは「昨年は諸事情で、合同演奏ができませんでしたが、今年は例年どおり、日本からの演奏者とともに練習し、同じ舞台に立つことができました。来年は設立20年周年を迎えますので、今まで以上に音楽交流を活発にしたいと思います」と話していた。
 同倶楽部への問い合わせは谷口さん(電139-0408-2733、E-mail:megu1970719@yahoo.co.jp)へ。

この投稿は 2013年12月5日 木曜日 11:42 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2013-12-05
更新日: 2013-12-05
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