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立命館大学が「海外IT研修プログラム」 1、2年生13人が大連交通大学で学ぶ

大連交通大で学んだ立命館大の学生
 立命館大学情報理工学部(滋賀県草津市)は3月2日から16日まで、大連交通大学(沙河口区黄河路)で「海外IT研修プログラム」を実施し、同大学生13人が参加した。
 同プログラムは、異文化適応能力の養成や国際的に活躍できる人材の育成を目的に行われ、大連交通大だけではなく、東北大学(中国瀋陽)、クイーンズランド工科大学(オーストラリア)、ワシントン大学(アメリカ)、シンビオシス国際大学(インド)でも開かれている。
 大連研修に参加したのは1年生9人と2年生4人。学生たちはプログラミング言語「C++」やデータベース管理システム「DB2」を学ぶ専門ワークショップと、中国語の授業などに参加した。授業以外にも、大連華信計算機技術有限公司(高新園区)への企業訪問や旅順観光、大連現代博物館見学もし、カラオケや餃子作りで交通大学生との交流も楽しんだ。
 参加した学生たちは「アメリカでの研修にも参加し、中国とアメリカでITの発展にどの様な違いがあるのか知りたかった。中国には中国独自のIT発展の仕方があると分かった」「日本でイメージしていた『グローバル』では甘いということを、思い知らされた」「大連の人たちは優しく、『おもてなし』などの言葉で形式化されていないが、大連の人たちにも同じような優しさがあると感じた」「ヨーロッパ観光がきっかけで、他国の文化にも興味を持った。日本国内の中国イメージだけだと、偏見も持ってしまうが、実際に交流をして、彼らの本当の姿が分かった」など研修を振り返った。

この投稿は 2014年4月8日 火曜日 7:39 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-04-08
更新日: 2014-04-09
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