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全経日式簿記能力検定が開催 88人が日本と同じ試験に挑む

3級の試験に臨む受験者
 公益財団法人全国経理教育協会(全経、東京都豊島区)は2月16日、沙河口区中長街の中日友好人材培訓中心で「第173回全経日式簿記能力検定」を開き、日系企業の中国人社員を中心に88人が受験した。
 同試験は、日本と同じ簿記試験を海外でも開催するもので、「日本式簿記を理解した現地社員が必要」という進出日系企業の声に応えることと、「現地の人々への就職サポート」を目的に始められた。昨年も大連で3回開催され、今回が4回目。上海でも実施されているが、大連が中国最大の受験地となっている。資格の学校「泰克現代教育(大連)有限公司」(TAC大連)も、教育や申し込み、当日の試験監督などで協力している。
 当日は、3級に53人、2級に26人、1級に9人が参加し、真剣な面持ちで試験に臨んだ。試験は、2月、5月、7月、11月に開催され、今後は台湾や北京でも展開が予定されている。
 試験に合わせて来連した全経事務局長の柿森秀樹さんは「大連での合格率は日本よりも高く、受験者の集中力や熱心さ、真面目さを感じます」と大連開催の手応えを語った。
 試験勉強などの問い合わせはTAC大連(電8489-8768)へ。

この投稿は 2014年3月6日 木曜日 7:27 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-03-06
更新日: 2014-03-06
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