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Vol.9「くだもので健康づくり!」

1日200グラムを目指しましょう
大連では、四季折々の果物が楽しめます。
春はイチゴやさくらんぼ、夏はスイカ、秋は葡萄や梨、冬はみかんやリンゴなど。日本と変わらない果物ばかりですよね。
おやつと言えば、進んで果物を食べる中国人。非常に良い食習慣です。実は果物には健康へのメリットがたくさん。今回は、代表的なものをご紹介します。

1. 肥満

果物は甘いので、「甘い=太る」というイメージになりがちですが、誤解です。カロリーが低く効率よく栄養素が摂取できるため、ダイエットにも最適です。

2. 糖尿病

糖尿病の食事療法でも見直されている果物。日本糖尿病学会では、生鮮果物を1日1単位(80kcal)とるように提案。例えば、みかんでは中サイズ2個の目安です。ビタミンCやカリウム、食物繊維の含量が高く、制限された食事でも、効率良く必要な栄養素がとれる食品なのです。

3. 高血圧

カリウムが豊富に含まれるため、血圧の上昇要因であるナトリウムの排泄を促進し、血圧を下げる働きがあります。

4. 便秘

今や日本女性の死因NO1となった大腸がんの起因因子となる便秘。果物には食物繊維が豊富に含まれるため、便秘解消につながります。

その他、果物ががん予防に効果的であることは、国際的に知られていますし、果物に含まれるビタミンCやミネラルが骨の形成に役立つことから、骨そしょう症予防にも期待が出来ます。

新鮮な果物が安価で手軽に入手できる大連マーケット。是非、毎日の食事に取り入れてくださいね。

☆お勧めレシピ☆ マチェドニア ※料理教室でご紹介しました
<材料>4人分
・オレンジ:1個、グレープフルーツ:1個、キウイフルーツ:2個        、ブドウ:½房、リンゴ:1個(※好きなフルーツでOK!)
・レモン汁:大さじ3、蜂蜜:大さじ2、白ワイン:大さじ3・・・A
<下準備>
・オレンジとグレープフルーツは、実だけを取り出し、半分に切る
・他のフルーツは食べやすい大きさに切る
<作り方>
①ボールに入れた果物にAをかけて混ぜ、冷蔵庫で冷やす
②グラスなどに盛り付ける

管理栄養士 白石香代子

<プロフィール>大連生活3年目のアラフォー。某日系会社のコンサルタント、真の姿は管理栄養士。『中国食材を使った日本人の口に合う健康料理』をテーマに、楽しい食を提供中♪

ブログ 【China&Japan おいしい食卓】~管理栄養士xiangdaizi~

この投稿は 2014年2月13日 木曜日 4:28 PM に Whenever誌面コンテンツ, 中国、食のあれこれ カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-02-13
更新日: 2014-03-04
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