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　「簿記」「経理」などの各種検定試験を実施している「公益社団法人全国経理教育協会」（全経、東京都豊島区）は10月23日、中山区人民路のシャングリ・ラホテル大連で「社会人常識マナー検定」の説明会を開き、大学や企業の日本語教育関係者ら約60人が参加した。
　同検定は2016年1月、中国初となる試験が大連で開催される。全経が中国へ導入する資格検定としては、「全経簿記能力検定試験」「全経電卓計算能力検定試験」に続く3つ目で、主に「社会常識」「ビジネスマナー」「コミュニケーション」などが問われ、3級から1級に分かれている。
　説明会は、資格教育に取り組む「泰克現代教育（大連）有限公司」（TAC大連）の共催で開催。同協会中国事務局の上田泰弘局長が開会のあいさつをした後、大連大学副学長で中国日語教学研究会副会長なども務める宋協毅教授が「日本語教育の転換期を迎えて」、住化商務服務（大連）有限公司の楯兼次総経理が「日系企業における中国人スタッフの人材育成について　住化商務服務（大連）における人材育成の取り組み」をテーマに講演した。
　この後、同協会の竹中輝幸・事務局次長が「『社会人常識マナー検定』のご紹介」、TAC大連の川口順一・教務部長が「試験対策コンテンツのご説明」、TAC大連の干潟康夫総経理が「中国人が学びやすいTAC教育のご紹介」を解説した。
　同検定の申し込みは、同協会大連事務局の林琳さん（電4000-170-733、E-mail：lin@d-mining.jp、日本語可）へ。試験対策などは、TAC大連の姚家宏さん（電8489-8768、E-mail：yao@tac-school.com.cn）へ。