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大阪府堺市で李娜さんの初個展 入場者が個性的な作品を絶賛鑑賞

テープカットする李娜さん(右から4人目)と平松前大阪市長(左から3人目)

好評だった李娜さんの個展会場

 大連の女流画家・李娜さんの初個展「李娜的視界−―油絵芸術展」(大連市油画学会主催)が7月15日から20日まで、大阪府堺市の同市立文化館で開かれ、作品を通して日中の文化交流を果たした。
 李さんは幼いころから絵を描き続けてきたが、本格的に制作活動をはじめたのは5年前。しかし、描いた人の内面や個性をうかがわせる人物画や、独特の絵の具使いで表現した静物画や風景画が注目を集め、昨年の大連市美術家協会会員に続いて、今年は同市青年美術家協会会員、遼寧省美術家協会会員に相次いで推挙された。
 李さんは、初めての個展を友人が多い日本での開催を希望し、これに大連市美術館の王嵬館長や友人の秦暁蕾さんら日中の友人たちが協力して、念願が実現した。
 出品したのは、個展のために描いてきた人物画や静物画などの作品約60点。初日の開場式には、平松邦夫前大阪市長や王館長らも出席し、李さんとともにテープカットして、日中友好ムードを盛り上げた。
 会場には連日、堺市市民や日本在住の中国人、李さんの友人らが来場、「個性的な画風が魅力的」「人物が生き生きと描かれている」などと絶賛しながら、熱心に作品を鑑賞していた。
 李さんは「たくさんの方々が来場し、私の作品を見ていただくことができました。これも応援してくれた友人たちのお陰です。1、2年後にはまた日本で個展を開きたいと思います」と話していた。

この投稿は 2014年8月19日 火曜日 11:21 AM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-08-19
更新日: 2014-08-19
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