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「キヤノン杯」日本語弁論大会決勝 約1000人を前に12人が熱弁

決勝戦の出場者と審査員、来賓ら

 大連市第25回「キヤノン杯」日本語弁論大会(大連市人民対外友好協会、キヤノン株式会社、佳能(中国)有限公司、佳能大連辧公設備有限公司が主催、中国日本友好協会、在瀋陽日本国総領事館が後援)の決勝戦は6月13日、中山区人民路の大連富麗華大酒店で開かれ、予選を勝ち抜いた12人が堂々とした弁論を披露。約1000人の聴衆も詰め掛けた。
 キヤノン杯は、1990年に始まり、累計で約95000人が参加している大規模な日本語弁論大会で、今年も約12000人の応募があった。
 冒頭ではまず、大連市副市長の曲暁飛さんが「言葉は交流の基礎であり、民間交流が両国関係に重要」とあいさつ。続いて、キヤノン株式会社副社長の田中稔三さんが「大連市とキヤノンの友好の象徴が本大会。若い人たちには、文化交流の担い手になってほしい」、中国日本友好協会副会長の王秀雲さんが「本大会は民間交流の模範。若い人たちは、友好推進の力となり、健全な両国関係に貢献して欲しい」と、それぞれあいさつした。
 その後は弁論の発表となり、高校生の部では「見知らぬおばあちゃんが転んだ時」「海の向こうの日本」、非専攻大学生の部では「私が感動したこと」「私が尊敬する人」、専攻大学生の部では「私の日本に対する思い」「大人としての責任」、社会人の部では「これからの中国の発展には何が必要か」「円滑なコミュニケーションのために心がけていること」がテーマとして与えられ、出場者は1つのテーマを選び、熱弁を振るった。
 全員の発表が終ると審査となり、審査中は小学生の部で優秀賞を受賞した孫澤暢さんと中学生の部で優秀賞を受賞した崔夏恩さんが、小中学生とは思えない見事な日本語で、来場者を驚かせた。
 結果発表では、受賞者が発表されるたびに、会場から大きな歓声と拍手が起こった。閉幕のあいさつでは、佳能(中国)有限公司社長の小澤秀樹さんが「とても素晴らしい大会だった。表現力と発音の正確さだけでなく、内容も素晴らしかった」と出場者をねぎらい、絶賛した。
 決勝戦の結果は次の通り。(敬称略)
 【小学生の部】①孫澤暢(大連市軟件園双語学校)②劉小洲(大連市桃源小学)、肖淳心(大連市東山小学)【中学生の部】①崔夏恩(大連市第31中学)②陸芯瑶(大連市第37中学)、陶源(大連市第4中学)【高校生の部】①陳暁頴(大連市育明高級中学)②朱嘉儀(同)、姜竺杉(大連計算機学校)【非専攻大学生の部】①劉鶴婷(東北財経大学)②任卓(大連外国語大学)、蘆虹芸(大連交通大学)【専攻大学生の部】①孫倩莉(大連外国語大学)②王俊菲(東北財経大学)、胡鈞傑(同)【社会人の部】①冉丹(大連海事大学)②龐楠(大連外国語大学)、奥日奇郎(東北財経大学)

【中文】
6月13日,大连市第25届佳能杯日语演讲比赛决赛在大连富丽华大酒店召开,12名晋级决赛的选手进行了激烈的比赛,共有约1000观众到场。大连市副市长曲晓飞先生及中日友好协会副会长王秀云女士也出席了本次比赛。

この投稿は 2014年7月17日 木曜日 7:29 PM に Whenever誌面コンテンツ, ニュース カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2014-07-17
更新日: 2014-07-17
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