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旧旅順中学校

旧旅順中学校

旧旅順中学校（旧制旅順中学校）

大連市旅順口区斯大林街30号
竣工 1909（1901）年
設計 松室重光（関東都督府民政部土木課）
施工 不詳
現在は海軍管理地のため十分にご注意ください。

旅順中学校

出典サイト ICCS国際中国学研究センター
1901（1904？）年にロシアが建築した建物を関東都督府が改修、拡張して関東州（現 大連・旅順・金州）初の中学校の校舎として使われた建物です。完成は1909（明治42）年12月、開校は翌年5月です。現在の中学校制度と異なり、5年制だっため旧制旅順中学校と呼ばれることも多く、現在の国立高専に近いと思われます。
また、日本人学校紹介されていることが多いので事実を紹介させていただくと、当時の関東州は日本だったため、資産家の子息など少数だったと思われますが、中国人、朝鮮人、モンゴル人生徒も通学しています。法律上は同じ日本人として扱われていたとはいえ、当時の旅順では、給料や待遇格差が存在するなど現在の物差しで計ると差別があったことは事実のようです。

旧制旅順中学

出典サイト 大连旧影-旅顺中学校（大连图书馆）
古写真と比べるとドーム上の屋根に建てられていたアンテナが撤去されていることが分かります。旅順中学校は関東州を代表する進学校でした。卒業後は内地（日本）の学校へ進学した生徒も少なくなったそうです。
海軍管理地で周辺と比べても特に警備が厳しいため見学や写真撮影には十分にご注意ください。ツアー等の方は必ずガイドさんへ確認ください。

参考サイト
中村與資平記念館別館
あられの日記

アクセス / 地図

旅順博物館から徒歩10分くらいです。旅順口側、旧後楽園を分断する斯大林（スターリン）路を西へ直進した左手にあります。旧校舎は道路へ接するように丸見えなのでつい気軽に撮影等しちゃいそうなので余計にご注意を。

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この投稿は 2011年5月22日 日曜日 3:37 PM に 観光・遊び・買い物, 観光 カテゴリーに公開されました。
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掲載日: 2011-05-22
更新日: 2013-02-08
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