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旧ソ連領事館

旧ソ連領事館

旧ソ連領事館

1925年(昭和元年)に建てられて、約13年後の1938年(昭和13年)に閉館されたソ連領事館です。現在も大連市慈善総会/大連市慈善基金会として現役で活躍中の建物です。内部を覗くと白く塗装された比較的天井の高い建物という印象でした。
ガイドブックに紹介されない目立たない存在ですが、当時の日ソの歴史を語り継ぐ貴重な建物だと思います。
右側には1階に日本料理 大漁、2階以上に日本式クラブ KIZAKIがあります。
大連市中山区魯迅路2号
竣工 1925年
設計 不詳
15、16、23、710、810、K910など中山広場

ソ連領事館の閉館を伝える新聞記事

1938年(昭和13年)満州日日新聞4月12日

1938年(昭和13年)満州日日新聞4月12日

閉館理由については調査中です。満州国建国にともない首都である新京へ移転したのかなど調べてきれておりません。
この領事館閉館後に勃発した張鼓峰事件(1938年7月)やノモンハン事件(1939年5月)などとも関連しているのかなど今後調査して追記する予定です。

ソ連領事館当初の様子

当時の建物と比べると屋根の旗を立てる多面型の部分ががなくなっているようです。屋根も一部改修されているように思えます。しかし、窓枠や屋根にある明り取り?など当時とほぼ同じ形状で残されているように思われます。
出典&参考サイト:中村與資平記念館別館

アクセス/地図

 


この投稿は 2008年12月5日 金曜日 6:56 PM に 観光・遊び・買い物, 観光 カテゴリーに公開されました。

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掲載日: 2008-12-05
更新日: 2013-02-17
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